電車に乗ってて居眠りしてたら、横に立っていたねえちゃんが騒ぎ出した。
「あ〜〜〜〜どうしよう!」
っていいながら床に座り込んで、バックの中身を探りだした。
「ないない!定期がな〜い!」
あ、そうなのね、定期なくしたんだぁ。。。かわいそ。
高いからねぇ、この電車の定期。
焦ってたねえちゃん、お母さんに電話しはじめた。
「お母さん、コートのポケットに定期はいってない??」
おいおい、今はどうやって乗ってきたんだよ?バックの中を探して立ってことは定期で入ってきたんじゃないのかい??
「お母さん、あたし昨日何着てた?」
あんたはまだお母さんに着替え手伝ってもらってんの?
「お母さん、駅でどうしたらいい?」
お母さん頼りにされてるねぇ、細やかな指示が娘に必要だね。
おいらが駅に降りて振り向くと、両手を床に付いてガックリうつむいているねえちゃんの姿があった。きれいなねえちゃんだったのに、なりふりかまわずすげえ落ち込みよう。。。ショックで寝れないね(笑)