B.B.E & しりちんCLUB

〜 わんこと一緒に遊んでます 〜

チョコ、ありがとう

夜中の2時30分くらい、おいらがふとトイレに行こうかなと目が覚めました。するとようちゃん、みるちゃんがジージーと鳴き始めたんです。
「なんだろう?こんな夜中なのになぁ」なんて思いながらトイレに行って少したった時、電話が鳴りました。病院からでした。ようちゃん、みるちゃんを通じてチョコが呼びにきたのかもしれません。ねぇ、会いに来てって。。。
「チョコの容態が少し前から悪くなりまして、自分で呼吸できなくなってきました。今、酸素を管で送り込んでいる状態です。」
急いで病院へ向かいました。3時30分ころ着くとチョコは診察台の上で、治療されてました。

「チョコ!チョコ!」

一生懸命呼ぶと反応しましたが、でも目はあまり開けられません。顔をあげようとして動こうとします。
少し前より容態は良くなったとのことでした。1時間くらい様子を見てましたが、自分で呼吸できるくらい回復してきました。
明日もあるので一回帰宅することにしました。ヤマは越えたみたいだから大丈夫だよね、チョコ。。。

一度帰宅して8時過ぎ、もう一度病院へ向かいました。何も連絡なかったから大丈夫なんだと思いながら。。。
8時37分、もう一度電話がありました。容態がまた悪くなったと・・・着いた時、酸素を管で送られているチョコはもう意識がありませんでした。

「処置を始めて1時間くらいですから、意識が戻ってくるように頑張って治療しましょう。」
という先生の言葉を信じ、チョコを応援し続けました。

心臓は動いているものの、なかなか意識は戻らず・・・2時間立ち瞳孔も開いてしまいました。チョコが一生懸命心臓を動かしているんだから意識は戻るんだって信じてましたが・・・
延命処置になってきていること・・・辛い選択をしなければならない状況・・・認めたくない状況が近づいているのが、チョコ、先生の対応を見ていると・・・わかりました。ゆかおくんをなんとか説得し、

「チョコはもういっぱい頑張りました。機械を外してあげてください。ゆっくりさせてあげてください。」

酸素を外して数分後、2008年3月7日11時44分、自分で呼吸ができなかったチョコの心臓が止まりました・・・

いっぱいいっぱい泣きました。チョコがいなくなったんです、涙が止まりませんでした。あまりに、あまりに短い人生でした。もっと一緒に楽しく楽しく過ごしていきたかったのに・・・

家に帰り・・・チョコにいろいろ話しました。
おいらの言うことをよく聞くあんなにいい子だったのに。お留守番もちゃんとできる子だったのに。
なんでチョコがこんなことにならなきゃいけないのか・・・

チョコにはいろいろ教えてもらったよ。子供のいない二人にとって子供のように甘えてくるチョコがかわいくてたまらなかったよ。厳しくしつけられて我慢させてばかりだったかも。ごめんね。
もっともっと一緒に楽しい時間を過ごしたかったなぁ。2年2ヶ月・・・ちょっと早過ぎるよ。けれど、チョコとすごした楽しい時間はうちら二人のかけがえのない宝物です。ありがとうチョコ。今は悲しいけど、チョコとの思い出はきっと楽しい思い出としてずっとうちら二人のなかに残っていくんだよね。かわいいかしこいチョコがずっと心の中にいるんだもんね。
大好きだったよ、チョコちん。いや、これからもず〜っと大好きだよ。
安らかに眠ってください。
おいらとゆかおくん、ショック大きすぎておかしくなっちゃいそうだけど、がんばるから。チョコも最後、痛い手術受けていろいろがんばったもんね。手術後の処置、つらかったでしょう?チョコに負けていられないよね。


ペットが家族同然なんだって、一緒だとこんなに素晴らしい時間がすごせるんだって教えてくれたチョコ。思いでいっぱいのこの家、至るところにチョコの面影がいっぱいです。今は辛い思い出だけど、絶対いい思い出になるよね。
チョコにいっぱい幸せをもらいました。ホントにホントにありがとう。


ゆっくりゆっくり眠ってください。さよなら、チョコ!
天国で会ったら一緒に走り回って遊ぼうな、チョコ!