筑波山サイクリング

12月16日(日)いい天気です。前回の後楽園へチャリンコで行ってきた時に、
「ちょっと遠くへ行ってみようかな…?」
という気になったあには、この日ゆかが私用でお出かけしなければならないということで前日遊んでた中山競馬場の帰り際に
「ちょっと、明日は遠くまでチャリンコで出かけてくるわ。」
と言い出しました。

遠くって何処だろ?
普通の人は、自転車で遠いって何処なんだろ?
「うちから後楽園も自転車だったら十分遠いよ!普通いかねーよ!」
って方もいらっしゃるでしょう。が、もっと遠くを考えておりました。すげーなぁと思える所へと。(まあ、30も近いというのになんて無鉄砲なお・か・た)

過去の実績からみると…
高校生の時にブリヂストンのレイダックを買ってもらい、新潟県の柏崎まで行ったことがあります。そりゃ今は無理、日帰りだし。(そういう問題じゃなくって無理そう…。うーん、でもなぁ、できるのかなぁ?)
そして20歳のころ、秩父まで行きました。(ほぼ埼玉一周みたいな感じだなあ…。朝4時くらいに出発して、帰りは9時過ぎだった。)
その頃、筑波山にも行きました。夏だったから暑かったなあ。

筑波山くらいならまだいけるかなぁ?よしっ!(この間5秒)

この「よしっ」と考えついた時には距離とかは考えておりません。昔行ったくせにね…
でも、車でも2時間弱。片道70Kmくらいはあるのかな?って往復140Kmじゃん。
(^◇^ ;)ほぇ〜 (書いてる今びっくり…)

翌朝、起きて外を見ると心配していた風は吹いていない模様。
向かい風はきついですからね。
ささっと準備をして筑波山への無鉄砲一人自転車旅行、8:15にスタートです。


流山橋から筑波山が小さくみえました。
「あそこまで行くのか、よーし、がんばるぜぃ!!」(STARTしたばっかなので超元気!)

今日は一人、しかも目的地は遠いのでガンガンと進みます。流山を過ぎ柏駅付近で6号へ入り、我孫子を通過しそして利根川へ。9時25分に取手到着、1時間10分かかりました。
「うーん、うちから25Km無いくらいだろうから、結構順調。」
自己満足しながら先へ進みます。(でも、自転車で時速20Km程度って普通のペースなんですかねぇ?)

取手を過ぎてからが苦労の始まりでした…。田んぼの中を進む道になったら風が吹きはじめるではありませんか!?
「うわー、障害物も何も無いところで向かい風かよ?」

一挙にペースダウン。辛い、辛すぎる…。腹も減ってきたし休憩だぁ。
少し休憩してからまた出発。小貝川の橋の上から筑波山を眺め、
「うーん、まだまだだな、風も吹いてきたし…。がんばんねーとな。」

向かい風ってホントにきついですよね、漕いでも漕いでも思ったように進まない。
うーん、車って楽ですなあ。だが、自転車愛好家(自称)のおいらとしては「これが自転車なのだ」と言い聞かせがんばりを見せるのでありました。


結構限界かも、いや、まだまだだ!なんて独り言をブツブツいいながら漕ぎます、漕ぎます。サイエンス大通りという通りに入ってから風を受けなくなりました。また快調に進みはじめました。10時40分に谷田部ICを通り過ぎます。
「車だったら1000円ちょっとで30分。おいらの力だと無料2時間30分。」
(車と比べてどーすんだ?意味の無い…。だんだん思考回路がおかしくなっていく…)

谷田部ICから30分弱こいでつくば学園都市にはいります。ここで筑波山まであと22kmという看板発見。
「おお、22kmか。まだあるな…。あと1時間ちょっとかな?漕いでると暑いが止まると寒い。どうしたもんかな…。」
上着を脱ごうか迷いましたが寒いのはやだなってことでそのままGO!しかしまた北風がおいらの行く手を阻みます。


「ひえー、進まんよ。寒いぃぃぃぃぃ。ムカツクぜーこの野郎!」
なんて大自然に文句たれながらひたすら風に抵抗し進みます。
「…一生懸命こいでたら腹減っちゃった…。腹が減っては出る力もでませんよ、飯、飯!」
本当にブツブツこんな独り言いいながらラーメン屋見つけて入りました。
いやぁ、おいらってこんなに独り言しゃべるのかっていうくらいこの日は独り言多かったっす。自分を慰めながらがんばってるのね…。
ラーメン食ってまた風への抵抗再開。黙々とこぎます。だんだん帰ろうかななんて弱気の虫も出てきました。
少し行くとまた筑波山が見えてきました。
「おー、結構でかく見えるようになってきたぜー。がんばんねーと。」

この時に考えてた事1
疲れた体に鞭打ってがんばってるおいら。
しかし励ましてくれる人もいない。誰かおいらを励ましてくれー。
…誰に励まされたらがんばる気力がでるだろう?ゆかか?身内にこんな時励まされても八つ当たりしてしまいそうだ…。藤原紀香か?あんま好きじゃないから別にって感じだな。うーん、ミニモニ。だったらがんばれるかなぁ?
ここで我に帰って、「うわ、あまりにくだらない事考えてるな、おいら。」
結構限界近いのかもしれません。

125号線にはいると筑波山も大きく見えます。少し行くとサイクリングロードを見つけました。
「この道、筑波山に一直線に向かってるな?こんな道あったのかな?」
なんだか田んぼの中をぎこちなくまっすぐ進んでます。その先に駅のホームのようなものが見えてきました。
筑波山駅!?あー、線路だったところがサイクリングロードに変身してたのね。」
長引く不況でローカル線は潰れてしまうのですね。

「ここは何処まで続いてるのかな?またの機会に車に自転車積んで走りにきたいなあ。」

さあ、麓につきましたよ、午後1時。家から約5時間だ、結構かかりましたね。とりあえず筑波山神社めざしましょー!
筑波山って平地から急に盛り上ってる山ですよね、結構勾配きつい…。そう思うんですけどそんなことないんですかね?

心臓バクバク、汗ダラダラでがんばります。一番軽いギアにしても限界がやってきました…。
「あーあ、降りちゃったよ、カッコ悪いなあ、自転車押してる姿は。」
なんて思いましたが限界なんです。歩いても辛い状態になってしまいました。

この時に考えてた事2
「これから帰るんだぞ?どうすんだ?馬鹿だな、お前!」(あに神の声)
「でもここまで来たら神社拝まないと帰れねーんだよ!いざとなったらチャリンコ置いて電車でも帰れるし、ゆかでも呼ぶ!!」(あに神に反抗するワガママあに)
好きで自転車乗ってきたくせに、ゆか呼ぶってなんておいらワガママなんだろう。でも、呼んだら来れるかな?(来てくれるかなじゃないところが超自己中。来るの前提(笑))

少し勾配がゆるくなったら自転車に乗り、きつくなったら降りる。いやぁ、がんばりましたよ。辛かった、きつかった。気持ち悪くなって大変でした。
で、ようやっと神社前に到着。車で来た時はあんなに楽だったのに。
「燃えたよ、真っ白にな…。」(by あしたのジョー


足はがくがくだし、大汗かいてるし
「これは要休憩だ!」
ということで、近くのお店で休憩。座敷に上がり甘い物が食べたくなったのでクリームソーダを注文。
だがしかし疲れすぎでしばらくぼーっと過ごすあに。クリームソーダを目の前にボーっとしてるおっさんが一人。もう疲れちゃって疲れちゃってどうしようもない。

「あーあ、これから帰るんだなあ・・・。」

30分程休憩し体力を回復した後に出発を覚悟。がんばるかぁ・・・

外に出ると、もう風が冷たくて寒い、まだ2時なのに・・・。山なんだね、と実感しました。しっかり防寒し、関東平野を眺めながら、
「うーむ、果てしなくあちらの方にかえるんだね、おいらってば。」

下りはやはり速いです。あっという間に山を下り、麓から赤い大鳥居をみて、自分が高いところまで登ったんだねと実感しつつ筑波山とお別れです。行きにあれだけ苦労した向かい風は今度は追い風、おいらの味方です。
「おー、普通にこげるよ、こげばすすむよぉ〜。」
と今度は風に感謝しながら家路を急ぎます。帰りはほんとに快調に進みました。黙々とこぎます。

八坂神社という神社の脇を通ります。行きにも通ったところなのですが、逆方向からみたら三重の塔がありました。結構大きな神社でした。
寄ろうかななんて思ったのですが、やっぱり体力がほぼ限界だったので今日は見送り・・・。
行きはここまで2時間の場所。大体半分は戻ってきたということ!?よーし、がんばれよ、と自分に熱く語りかけます。(これも、思うだけじゃなく言葉に出してるんですよ。ほんと独り言多い日だ。)



もう少しで取手だぁ、というところでもう日が沈みかけております。あー、暗くなっちゃうよ・・・
振り向くと夕焼けの中に筑波山が。
「あぁ、ここまで戻ってきたんだなあ、遠かった・・・。しかし、あそこにいたのか。しかも自転車で行ったのか。こりゃすごいことしたもんだよなぁ!?」
この風景を見たときに一番そう思いましたよ。すごいかもって。(⌒▽⌒)

それから1時間30分。

ようやっと新松戸まで戻ってきました。いやぁ、お疲れ様でした。がんばったねえ。
お腹もすいたし、飲みたい気分だったのでゆかを呼んで「さかなや」さんへ。疲れた苦労話をさんざんゆかにしてやりました。


今日は一人で長距離サイクリングをこなすというなかなかすごいことをしてしまいました。
体力的にも精神的にもすごいなと思います。

これだけ頑張れるのだから、新年から人事異動により始まるすさまじい環境の変化にも耐えられることでしょう。(苦笑)
がんばれあに、これだけがんばれたんだからな。